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有機塩化物焼却設備 Organic chloride compound incineration plant

プロセス概要

塩素含有廃液の処理

有機塩化物を焼却処理して、塩酸を回収する設備です。塩素を含む有機物、または有機物を含む廃塩酸などを1000℃以上の高温で焼却し、有機物を完全に酸化し、塩素分を塩酸として回収します。回収塩酸濃度は通常18%程度ですが、放散塔と組み合わせることにより、共沸組成濃度以上の塩酸及び100%塩化水素ガスも回収することが可能です。

写真

特徴

  • 有機物の完全分解
  • 焼却炉の後にボイラを設置することにより、高温からの効率的な熱回収が可能

適用例

  • 塩ビモノマ廃ガス焼却、クロロシラン系廃液、廃ガスの焼却etc

実施例

クロロシラン廃液及び廃ガス

処理対象物 廃液A 廃液B 廃ガスA 廃ガスB
処理量 270kg/h 100kg/h 640kg/h 430kg/h
高位発熱量 26,000kJ/kg 3,000kJ/kg 8,000kJ/kg 2,500kJ/kg
供給箇所 バーナ 炉肩 バーナ 炉肩
運転時間 24時間連続
燃焼温度 1,200℃
排ガス滞留時間 2秒以上
燃焼容量 13,500MJ/h
排ガス量 10,000m3/h(NTP)
排水量 2,000kg/h
回収塩酸濃度 15wt%
回収塩酸量 3,000kg/h
回収蒸気圧力 1.2MPaG(飽和)
回収蒸気量 2,000kg/h
排ガス規制 ダスト 80mg/m3(NTP)
NOx 500mg/m3(NTP)
SOx 300mg/m3(NTP)
HCl 70mg/m3(NTP)
設置面積 35m×25m

装置フロー

  • 有機塩化物焼却設備 フローシート例
    概略図

IPROSへのリンク

有機塩化物焼却設備